新幹線の車内販売のお弁当は事前予約すると税率が変わるという不思議

新幹線

新幹線の車内販売の飲食品は軽減税率の対象(税率8%)ということでしたが、軽減税率の対象にならない(税率10%)になることもあります。

そもそも、新幹線のワゴン販売で購入すると、なぜ軽減税率対象なのかをもう一度おさらいしましょう。

新幹線は飲食を目的としたした施設ではなく、移動手段としての交通機関というのが主たる目的です。飲食をしない人も当然のごとくたくさん乗車します。

座席にはテーブルが設置されていますが、飲食だけを目的に用意された設備というわけでもありません。

飲食をすることを前提とした設備の提供があるかないかが、外食に該当するかどうか(軽減税率対象外)の基準となりますが、新幹線の座席は外食を楽しむことを目的の設備ではないという観点から、新幹線のワゴン販売は軽減税率の対象外となっています。

しかしながら、新幹線で食事を楽しむことが事前に決定しているような飲食品の販売をした場合には軽減税率の対象外になってしまうとのことです。

一部の新幹線区間では、お弁当の事前予約というサービスを提供しています。

これは、予めネットでお弁当を予約しておいて、新幹線の社内で受け取り・支払いをするというサービスです。ワゴン販売の場合、在庫をたくさん持っているとは限らないので、いざワゴンが自分の座席まで来たときには、もうお目当てのお弁当は売り切れになってしまうこともよくあるので、食べたいお弁当が決まっているのであれば、便利なサービスともいえます。

しかし、このサービスはなんと、権限税率の対象外とのことです。お弁当を受け取るのはワゴン販売の販売員さんからなのに、予約してあるというだけで税率が上がるという奇妙な事態となっています。同じ人から、同じものを購入し、同じ場所で食べる。でも、価格は違う。納得いかないと感じる人も多そうですね。

軽減税率の主旨を鑑みて、筋として税率を変えるのは、理解できなくもないですが、購入する側するとわかりにくいし、おかしな制度だなと感じるのも共感はできます。

こんなややこしい線引きを真剣に考えるお役人もかわいそうだなとも思いますし、これだけの要件のために多額のPOSシステム改修投資を必要とするワゴン販売の会社もかわいそうとも思います。皆が不幸になるようにしか思えない軽減税率の一面でした。